イベント開催時や学校等での盲導犬講話のご希望はありませんか?
一緒に活動してくださる方を募集しています
             盲導犬を普及させる会 会長松井 進

 盲導犬を普及させる会は千葉県松戸市に本拠地を置き、県内の小中高等学校などでの盲導犬講演やチャリティコンサートなどを開催し、視覚障がい者との接し方や盲導犬の啓発活動を行っている民間のボランティアグループです。

 身体障害者補助犬法や、障害者差別解消法で、補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)の入店拒否をしてはならないとされていますが、まだまだ受け入れ拒否の報告があります。
 これは身体障害者補助犬はペットと違う扱いということを知らないということが大きな原因ではないかと思われます。

 視覚障がい者の社会参加は、自由に外出ができれば1/2
以上クリアされるといわれています。ガイドヘルパーさんと一緒の外出は確かに安全なのですが、予約が必要で、毎日仕事で出かける方には利用できる時間数にも制約があり、すべてをカバーするのは難しい状況にあります。
 かといって一人で白杖で外出するにはやはり危険が伴います。

 視覚障がい者の目の代わりとなり、障害物を避けたり、段差で停止して安全を確保してくれる盲導犬は、歩行の安全と安心だけではなく、愛情のやりとりのある心の拠り所のパートナーとして位置づけられています。

 しかし盲導犬と一緒に外出しても、使用者が眼が見えないため、特に慣れない場所での歩行では戸惑ったり迷子になったりすることもあります。
 そんなときに「ガイドヘルパーの仕方」を講演で児童・生徒の皆さんや一般の方に覚えていただき、「何かお手伝いしましょうか」と声をかけ実践していただくことで、人の役に立つことの喜びと心の豊かさを感じていただければと思い活動しております。

 学校への盲導犬講話は、現在のところ県内では松戸市や市川市の学校を中心に伺っています。
 講話の内容は、視覚障がい者との接し方や、盲導犬についての啓発活動を行い、所要時間は約90分です。具体的なプログラムは、
①盲導犬ユーザーの話
②盲導犬の仕事を紹介したDVD放映
③盲導犬クイズ
④ガイドヘルパー実習
⑤質疑応答
です。
 特に⑤の質疑応答では、いつも生徒さんの感性に感心しております。なお講演中は記録として、写真撮影をさせていただいています。
 可能であれば、参加された生徒さんからの感想文をお願いできれば、盲導犬を普及させる会のホームページや、毎年発行しているニュースレターなどでご紹介させていただければと考えております。
 あわせて講演終了後、補助犬ユーザーと補助犬が安心して入店できるように、近隣の飲食店等に「welcomeほじょ犬」ステッカーの配布のご協力をお願いしています。
 なお講話の活動は、学校の授業だけでなく、福祉関係のイベントやチャリティーコンサートなどで、盲導犬使用者や介助犬使用者のお話を聞きたいというご要望にも可能な限り対応させていただきます。

 盲導犬講話をご希望される方はこちらの入力フォームからお申し込みください。